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不器用同士

第70章 家に帰るまでが…///

「なぁ」
「ん?」
「まだ酔ってる?」

お、何か私分かった気がする

「ちょっとだけwだからキスしたくなってきたw」
「俺の考え読むなよw」
「別にいいじゃんw」
「まぁいいや。キスするぞ」
「うん…」

クチュクチュ…

「ぁ…んぅ…ふぁ…」
「好き」
「私も」

最近ストレートに「好き」とか言われて嬉しい
ま、私もあんまり「好き」とかは言わないけど遠回しに言ってるw

「ねぇ、ミクさんのコスしていい?」
「いいよ」
「メイクの所見る?」
「おう」

私は衣装に着替えてネット被ってテープで小顔にした

「テープも使うのか…」
「まぁね〜。説明しようか?」
「男にメイクの話してもな…」
「私はいつか聖にコスプレさせる」
「マジかよ!!え、何で!?」
「コスプレさせたい。せっかくイケメンなんだから…あー、やばいw」
「気が向いたらな///」

あー!!照れてるぅ〜
可愛い、可愛すぎる…

「まず下地塗る」
「下地…」
「メイク落ちにくくなる」
「へー」
「手貸して」
「ん?…意外と白いな…」
「私の肌が白いからね…w」
「なるほどな」
「次はコンシーラーで目のクマとか隠す」
「あー、消えるな…」

こんな感じでメイクの説明しながらコスプレしてた

「じゃーん!!」
「可愛いw」
「ありがと♪と、言う訳で、聖もメイクしてみよう♪」
「はぁ!?」

聖side

俺コスプレとかしないよ!?
何で!?

「大丈夫だって。アイメイクだけだから」
「…片目だけな…」
「おう!!」

5分後

「よっしゃ完成!!鏡ご覧ください」
「はぁ!?何だよこれ!!」

右目と左目の大きさが全く違う
theアニメって感じ

「あー…いつも通りイケメン…///」
「は!?」
「コスプレしよ。一緒に」
「嫌だぁ!!」
「お願い!!」
「絶対嫌!!」
「この家の中だけだから!!」
「…」
「ダメ?」
「…写真撮らないなら…」
「サンキュ!!ありがと!!大好き!!」
「お、おう…」

何のコスプレするんだよ…
派手じゃないのがいい…

「風呂いいよ」

いつの間にメイク落として風呂入ってたみたいだ

「おう」

風呂入りながら響蘭の事を思い出した
響も蘭も楽しそうだけど危ない仕事だよな…
ある意味洗脳?
お互いの環境が酷すぎだから?
でも俺が口出してもな…
とりあえず風呂から上がろうとしたけど…

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