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不器用同士

第91章 聖のお説教と響の魅力

「…あいつらなら絶対分かる…」

「あー、谷崎?」

「響!?ちょっ」
「あれまw」

「久しぶりぃw響の事Twitterとかで見た?w…ホント~?w…酔ってないよぉ~w…今ね、私の家に聖ともう2匹男がいるのw」

「『匹』!?」

「あ、聞こえたー?w…うん。あのねー、歌舞伎町NO.1ホストのRENが響に惚れてるの~w…うっかり殺してもいいよぉ~w」

「殺す!?」

「ん?聖に代わるの?…いいけど…聖ー、谷崎が聖に愛の囁きをしたいってw」
〈そんな事一言も言ってないぞ!?〉

「代わらなきゃダメ?」
「うんw」
「はぁ…」

「何?」
〈久しぶりだなw〉
「そうだな」
〈Twitter見たんだけどあれ小野だよな?〉
「違う」
〈いやどう見ても小〉
「俺じゃない💢」
〈白河も小野だって言ってたけど〉
「お前らの目がおかしいんだ💢」
〈はいはいw〉
「切るぞ」
〈ちょっと待て〉
「あ?」
〈ステージは俺と白河が行く。理由分かるよな?〉
「どっちだ?」
〈選択肢出たなら正解だ。姐さんを頼む〉
「分かってる」
〈で、今日もヤったのか?〉
「切るぞ。じゃあな」

俺は一方的に切った

「今の誰?」
「知り合いw」
「ふーん…ステージ来るの?」
「わかんない」

なるほど…
ここで言わない方がいいのか…
気づいたら響は俺に抱きつかれる形でワイン飲んでた

「角谷飲まねーの?」
「あ、飲む飲む~w」
「聖、今度は別の買ってもらおうかwシャトー・ラトゥールとかw」
「何だそれw」
「14万位のやつw」
「おー、飲んでみたいw」
「従兄弟さんが可愛そうだねw」
「いーの、何でも買ってくれるって言ってたもん」
「すげー…」
「実はね、バイク頼んじゃったw」
「「は!?」」
「いくらのやつ…?」
「350万くらい?」
「車買えよ…」
「私の金じゃないもんw」
「「性格悪…」」
「それに惚れたの誰?w」
「「俺」」
「聖大好き~w」
「俺もw」
「俺は無視なのね…」
「あ…」
「どうした?」
「ごめん…ピークだ……」
「「響!?」」

響が急に俺の腕の中で倒れた

「え!?ヤりすぎた!?」

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