
不器用同士
第101章 響蘭の世界
「聖ー、アイス」
「買わない」
「…はい…」
「神代さん、これだけだから」
「意外と少ないんだな」
「神代さんの家一通り調味料あるんだろ?」
「ああ」
「だったらそれの組み合わせで作れる」
「…凄いな」
「響の見てたら誰でも出来る」
「響…」
「何ですか?」
「小野と同じくらい料理できるか?」
「出来ません」
「…響のを見てるだけじゃないようだな…」
「いや?響ので基本覚えたからレシピ見たりすれば普通に作れるけど」
「シェフになれると思うが…」
「いや、俺ゲームクリエイターになりたくて」
「シェフもいいと思うぞwあとは…タレントか歌手か俳優だな」
「最後のは絶対やらねー!!」
「まぁ…響はこれから周りがうるさくなるだろうな」
「…でしょうね…『お客様を助けた女子生徒』とかで取材班来ますね…」
「あと『可愛い高校生アイドル』とかw」
「可愛くない!!」
「あれ樋口響と小野聖か?」「いやまさか…」
やばい
バレそう
マスクしてたからバレにくいけどこの時間に響と東京にいる事が見つかったらやばい
「神代さん、行こうぜ」
「そうだな」
会計は神代さんがして俺と響は先に車に戻った
「あー…ヒヤヒヤした…」
「そうだねwこんな時間にいたらスキャンダルだよw」
「確かに。今の所バレたら困る」
「てかさー、多分聖の方が人気あるから事務所がうるさいだろうねw」
「…それは…無い…」
「えー!聖の方がかっこいい!!」
「いやマジで無いから!!」
「私も小野の方がいいと思うぞw」
「…は?」
「演技力であんなに客を落としたんだ。芸能界の方が儲かる気がするが」
「いや…いやいやいや、俺が芸能人とか…無い…無い無い…」
「じゃあ私の事務所が響と小野をスカウトしようw」
「はぁ!?」
「私はスカウトに応じまーすw」
「響!?それって完璧に俺を芸能人にしようとしてるよな!?」
「聖ー…響は聖がいないと頑張れないよ…」
「寒い演技するなよ…」
「演技じゃないよ…」
「お前は一人称『響』じゃないだろ」
「昔は『響』だったぞ?」
「…マジかよ…」
「私元々声優したかったから事務所入る気だったし?私聖がいないとメンタル崩壊するし?」
「…人気によって考える…」
「うんw」
プルルル…
「ん?黒崎くん?」
「黒崎くんどうしたの?」
〈さっき男の人気結果出たんだ〉
「結果どうだった?」
「買わない」
「…はい…」
「神代さん、これだけだから」
「意外と少ないんだな」
「神代さんの家一通り調味料あるんだろ?」
「ああ」
「だったらそれの組み合わせで作れる」
「…凄いな」
「響の見てたら誰でも出来る」
「響…」
「何ですか?」
「小野と同じくらい料理できるか?」
「出来ません」
「…響のを見てるだけじゃないようだな…」
「いや?響ので基本覚えたからレシピ見たりすれば普通に作れるけど」
「シェフになれると思うが…」
「いや、俺ゲームクリエイターになりたくて」
「シェフもいいと思うぞwあとは…タレントか歌手か俳優だな」
「最後のは絶対やらねー!!」
「まぁ…響はこれから周りがうるさくなるだろうな」
「…でしょうね…『お客様を助けた女子生徒』とかで取材班来ますね…」
「あと『可愛い高校生アイドル』とかw」
「可愛くない!!」
「あれ樋口響と小野聖か?」「いやまさか…」
やばい
バレそう
マスクしてたからバレにくいけどこの時間に響と東京にいる事が見つかったらやばい
「神代さん、行こうぜ」
「そうだな」
会計は神代さんがして俺と響は先に車に戻った
「あー…ヒヤヒヤした…」
「そうだねwこんな時間にいたらスキャンダルだよw」
「確かに。今の所バレたら困る」
「てかさー、多分聖の方が人気あるから事務所がうるさいだろうねw」
「…それは…無い…」
「えー!聖の方がかっこいい!!」
「いやマジで無いから!!」
「私も小野の方がいいと思うぞw」
「…は?」
「演技力であんなに客を落としたんだ。芸能界の方が儲かる気がするが」
「いや…いやいやいや、俺が芸能人とか…無い…無い無い…」
「じゃあ私の事務所が響と小野をスカウトしようw」
「はぁ!?」
「私はスカウトに応じまーすw」
「響!?それって完璧に俺を芸能人にしようとしてるよな!?」
「聖ー…響は聖がいないと頑張れないよ…」
「寒い演技するなよ…」
「演技じゃないよ…」
「お前は一人称『響』じゃないだろ」
「昔は『響』だったぞ?」
「…マジかよ…」
「私元々声優したかったから事務所入る気だったし?私聖がいないとメンタル崩壊するし?」
「…人気によって考える…」
「うんw」
プルルル…
「ん?黒崎くん?」
「黒崎くんどうしたの?」
〈さっき男の人気結果出たんだ〉
「結果どうだった?」
