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不器用同士

第101章 響蘭の世界

「これじゃ夫婦漫才というか親子漫才だねw」
「「…夫婦!?」」
「驚くような物か?」
「そりゃ驚くだろ!!」
「師匠…その…そーゆーのはやめてください…///」
「分かったよwそして着いたぞ」
「アパートか…」
「だから普通の会社員と言っただろう」
「いや…まぁ…」
「入りなさい」
「「お邪魔しまーす」」

とりあえず料理してみたはいいが…
人に出した事ないからな…

「…できた」
「では食べようかw」
「いただきまーす!!」「いただきますw」「…いただきます…」

2人が食うまでの間が地獄なんだよな…

「っっ!?」
「まずかった?」
「いや…美味しいw」
「…そうか…」

疲れた…

「聖おかわり!!」
「無い」
「はぁ!?」
「今日駄々こねすぎたから食わせない」
「そんなぁ!!」
「ほら、皿洗え」
「嫌だぁぁぁっ!!」
「小野…響をこんな風に育てて悪かったね…」
「いや、最近慣れた」
「そうか…で、泊っていくかい?」
「いいのか?」
「ああ」
「じゃあ泊まる」
「響、聞いていたか?」
「え?何を?」
「今日はここで寝なさい」
「えー…」
「ホテル代は出さないからな」
「え!?お金出すって言ったじゃないですか!!」
「交通費と食費はな」
「…分かりました…」
「2人はいつも一緒に寝てるのか?」
「寝」
「寝てない」

ここで寝てると言えばめんどくさくなる

「そうか。ベッドが無い事とどちらかが私の部屋になるのは申し訳ない」

こいつと寝たくない…

「響、神代さんと一緒に寝ろ」
「嫌だよ!!」
「そこまで拒否しないでくれないか…」
「じゃあじゃんけんでいいか?」
「負けで師匠?」
「いや、神代さんを罰ゲームにするのは申し訳ないだろ。勝ちで神代さんの部屋で寝させてもらうw」
「よっしゃ全力で負けてやる!!」
「じゃあ行くぞ」

「「最初はグー!!じゃんけんぽん!!」」

「嘘…」

いやー、負けて良かったw
42の男となんて寝てられねーw
そして響の必殺技www

「風呂洗っておいたから入りなさい」
「はーい…」

全員入って床についた

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