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不器用同士

第101章 響蘭の世界

「神代さん、何か音したけど大丈夫?」
「あ"ぁ…大丈夫だ…」
「いや絶対大丈夫じゃないだろ」

いやー
師匠のみぞおちにかかと落としする弟子はいないだろうなwww

「何があったんだ?」
「いや…急に衝撃が…だが…響の寝相の悪さのようだな…」
「前にもこんな事あった?」
「無い…ずっと蘭とくっついて寝てたからな…」
「へー、蘭にくっついてたのかw」
「ああ…」
「めっちゃダメージ食らってるじゃんw」
「流石に寝てる時に受け身はできないよ…」
「確かに。てか響どうするんだ?簀巻きとか?」
「…小野が寝なさい」
「生贄か?」
「いや、小野なら大丈夫だろう」

何故分かるんだ…

「…葬式には来いよ?」
「ああ。責任持って御家族への謝罪と葬儀の費用も出そう」

リアルに聞こえるんだが…
とりあえず横に寝てみた
まぁ…来るよな…

「やはり…」
「これって昔の癖?」
「だろうな。しかし蘭にした行動を小野にするとはw」
「あのー…がっちりホールドされて動けない…」
「ああ。私が教えたからな」

ああ…
神代さんって響の師匠なんだから強いんだよな…

「寝る…」
「怪我しないようにな」
「ああ…」

絶対怪我しない
響と毎日寝てるから検証済み
寝るか…

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