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不器用同士

第101章 響蘭の世界

「響、小野、起きなさい」
「…あぁ…」
「響を起こしてやってくれ」
「了…解…響ー、朝だぞー」
「Zzz…」

よく寝るな…

「朝飯食わなくていいのか?」
「食う!!」

すぐ起きたなw
で、3人で朝飯を食い始めた

「…」
「どうした?」
「聖の味じゃない…」

分かるのかよ!!
すげーな!!

「私が作ったんだから違うに決まっているだろう」
「えー!!聖の飯食いたい!!」
「…割と傷つくね…」
「悪い…響をこんなにわがままにさせて…」
「いや、小野のせいじゃない…」
「はぁ…何だ…今日いい子にしてればアイス買ってやろうと思ったのに…」
「いい子にする!!アイス買って!!」
「早く食え」
「はーい…」

響はしぶしぶ食って皿洗いしてた

「さて、道場に行こうか」
「近いのか?」
「ああ。隣の建物だ」
「はぁ!?普通に一軒家じゃん!!」
「安心しろ、ちゃんと防音もしてある」
「気にする所違うだろ…」
「とにかく行くぞ」
「おう…」

道場…隣の家?に行ったら中学生くらいの2人の男がいた

「師匠、樋口さんこんにちは」
「師匠!!響さん!!こんにちは!!」
「こんにちはw」
「ストレッチは終わったか?」
「終わりました!!」
「5km走って来なさい」
「はい!!」

5kmって長くねーか…?

「で、俺は何したらいいんだ?」
「とりあえず射撃場に行こうか」
「はいはい」

射撃場とかすげーな…

「どの銃がいい」
「コルト・ガバメント」
「分かった」
「何丁ある?」
「5丁」
「試し撃ちいいか?」
「ああ。的も自由に使いなさい」
「了解w」

パンパンッ

「これはリロード後のラグあるな…」

パンパンッ

「…リロードが硬い…」

パンパンッ

「柔らかい…」

パンパンッ

「…まぁ…いいか…」

パンパンッ

「っっ!!…最っ高!!神代さん!!この2つ使っていい!?」
「あ、ああ…構わないが…」
「こんなテンション高い聖見た事無いよ…」
「じゃあ撃ってくる!!」
「「…」」
「師匠…本当にいいんですか…?」
「…いつもあんな感じ」
「ではないです…」
「まぁ…小野が決めた事だ…」
「お菓子とジュースください…」
「ああ…」

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