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不器用同士

第106章 蘭の家に角谷が!?

「え…?」

蘭ちゃんが俺に告白…?
何で…
男嫌いじゃん…

「っっ…ごめん…何でもないっ…は…」
「何でもないなら何で泣くの?」
「…響がっ…っっ…小野くんだけ大丈夫だったって言ってたでしょ?」
「うん…」
「私…角谷くんっ…大丈夫で…っ…響の話聞いてて自分と当てはまる所多くてっ…」

本当に響と蘭ちゃんは似てる…

「…告白の返事、蘭ちゃんの事もっと知ってからでいい?」
「…どうせ振ることになるから知らなくていいよ」
「俺が知りたいんだ。響を支えてきたのは蘭ちゃんだから。前から少し気になってた。だから…知りたいんだ…」
「でも」
「響の為にずっと頑張ってたんでしょ?凄く優しいの伝わってくる。だからもっと俺に蘭ちゃんの事教えて?」
「…うん…」
「この家だけの恋人どうする?」
「…少し…夢見させて…」
「答え出るまで演技入った恋人になるけどそれでいいの?」
「演技でもいい。その時にちょっとずつ私の事教える…」
「じゃあ今から始めようか」
「え?」
「早く蘭の事知りたい」
「っっ!?///…それ…仕事」
「じゃない。知りたい気持ちだけは演技じゃない」
「あっそ…///」
「夕ご飯一緒に食べに行こ?」
「…作ろうか?」
「いいの?」
「いつも自炊だし…」
「蘭のご飯楽しみw」
「…蓮…は何作って欲しい?」

ちょっと緊張しすぎだね…
ちょっと笑わせようかw

「うーん…オムライス?」
「子供じゃんw」

オムライスはガチで好きな食べ物w
あんま人には言わないけど

「俺、蘭が笑ってる所好き」

まだlikeでごめんね…

「あっそ…///」
「照れた?w」
「照れる訳ないでしょ!?」
「耳真っ赤だよ?w」
「それは!!…お酒飲んだから!!」
「ふーんw」
「何で笑うのよ!!」
「だっていつもと違ってw」
「…こんな事初めてなのよ…///」
「そっかw好きになってくれてありがとうw」
「どうせモテるから何人にも告られてるだろ…」
「嫉妬してくれたの?」
「してない!!」
「でも今までの子告られた直後に振ってるよ?」
「え…」
「蘭はまだ振る段階じゃないw」
「あっそ!!着替えてくる!!冷蔵庫に酒あるから好きなだけ飲んでて!!///」
「はいはいw」

照れてる所可愛いな…
でも見た目だけで付き合うなんてバカみたいな事はしたくない
特に蘭ちゃんには…

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