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不器用同士

第106章 蘭の家に角谷が!?

その頃の響達は…

聖side

「何で帰ろうかなー…」

城之内はダメだからタクシーか電車になるよな…
どうしよう…

「あ」
「どうしたの?」
「変人に送ってもらおう」
「それいいねw」
「悪いが少々演技してくれ」
「分かったw」

早速保健室に向かった

「変人、ちょっといいか?」
「僕は『村瀬先生』だよ?」
「お願い…家まで送って…」
「…あと少しで仕事終わるからそれからでいい?」
「サンキュな…」
「寝ていい?」
「いいよ。ソファーとベッドどっちがいい?」
「ソファー……」
「立ったまま寝るな!!」
「ん…聖…枕…」
「膝枕してあげれば?w」
「バ、バカじゃねーの!?///」
「照れたw」
「聖…早く…枕…」
「響ちゃん、普通の枕と聖くんの膝枕どっちがいい?w」
「おい!!何聞いてんだよ!!」
「聖…」
「だってさw」

マジかよ…

「…はいはい…」
「ん……」
「寝るの早いねw」
「ああ。てか早く仕事してろ」
「はいはいw」

コンコン…

「「っっ!?」」
「おい、響起きろ!」
「Zzz…」

やばい…

「あ、小野さん。剣崎さんからこれ渡すように言われたので持ってきました」

風雅!?
もっとやばい…

「あ、ああ…そこ置いとけ…」
「樋口さんそこいるんですか?」
「え!?あー…」

言い訳どうすればいいんだ!?
風雅に殺されるじゃねーか…

「…何やってるんですか?💢」

死ぬ…

「いや…ご指名頂いたので…ごめんなさい」
「これから帰るんですよね。一緒にいいですか?」
「あー、変人の車に乗ってもいいなら…」
「変人?…あー、この人ですか」
「初見で失礼だね」
「いや、普通保健室で生徒をイチャイチャさせないでしょう。それを考えると変人さんは小野さんの行動が見たかった。故に変人」

おう…
毒舌始まったな…

「聖くん…この子誰…?」
「響に惚れてる奴」
「ーっっ!?///小野さん?💢」

墓穴掘る俺はとてつもなくバカだ…

「まぁまぁw本当に響ちゃんはモテるね〜w」
「いや、風雅が嫉妬深いだけ」
「君風雅くんって言うんだねwどこから来たの?」
「東京です」
「あ、そうなんだ。どこで知り合ったのさ」
「剣崎さんの家です。俺一時期剣崎さんに預けられてたので」
「そうなんだwで?惚れた経緯教えてくれる?w」
「教えません」
「何でw」
「チッ…」

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