無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

何か家族もいいかもしれない…

「蘭に相談せずに申し訳ないんだが…」
「ん？」
「響の親代わりになることにした」

・・・

「はぁ!?響が妹!?」
「蘭の妹にはならないよ。響が固辞したからね」

だろうな

「だいたい響の親になるなんて言ってないだろう…」
「…確かに」
「しかし何故私の周りだけ恋人がいるんだ…」
「え…？え!?し…お父さん恋愛興味あるの!?」
「無い。だが私の周りに2人も恋人がいる人がいるんだ。そこが不思議なんだ」

興味無いのかw

「し…お父さんもできるんじゃないの？顔面偏差値高いし」
「そうなのか？それよりも『師匠』と呼びかけるのやめてくれw」
「癖なんだよwあ、蓮と付き合ってる事誰にも言わないでね」
「はいはいw」
「寝る」
「蘭、明日どこかに行かないか？」
「え!?」
「え？」
「本当に？」
「ああ」
「じゃあアポ無しで響の家行こ!!」
「分かったよw」

何か…
家族っぽい？
お父さん…か…w

〈ごめん！明日お父さんと出かける事になって蓮と遊べないかも〉
【大丈夫だよw後で何したか教えてw】
〈アポ無しで響の家に行くのw〉
【じゃあ俺も行ってもいいかな？】
〈いや流石にお父さんいる時は…気まずいし…〉
【…確かに。あの時の目怖かったよ…】
〈あれ全然怒ってないよ？w〉
【そうなの!?】
〈私が男といるのが不思議で考えてただけだからw〉
【そうなんだ…】
〈付き合ってる事言ってないから〉
【そっか】
〈あ、お父さんが私に総合格闘技教えてくれたから何かあったら…うん。頑張れ〉
【嘘でしょ…】
〈ま、そこまで強くしないとは思うけどデコピン恐ろしいからw〉
【え、デコピン？そんなので済むの？】

デコピン以外だと病院送りになるよ？w

〈舐めてかからない方がいいよw〉
【でも俺が蘭を離す訳無いから】

「っっ///このクソホスト…///」

〈あっそ〉
【寂しいからまたLINEしてねw】
〈はいはい〉
【ありがと♪】
〈おやすみ〉
【おやすみ〜】

「はぁ…マジ死ね…///」

寝るか…

寝れるかな…