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不器用同士

第111章 響蘭に入る覚悟

「っっ…」
「何でそんな事言うんだよ…俺は響に優しくしてる蘭に惚れたんだけど」
「そんなに…そんなに入りたいなら好きにすれば!?」
「ああ」
「ただし!!蓮を殺すのは私だから!!」
「怖…」
「蘭…重すぎだろ…」
「お前らに言われたくない!!」
「はいはい」
「それよりも角谷の一言に父親として少し気になる所があるんだが…」
「え?」
「蘭が優しいから惚れたのか?」
「え!?いや…その…///」
「父親の前で堂々とした告白、その勇気だけは褒めてやろう」
「…帰っていいですか…?」
「いや、色々と聞きたい事あるから残りなさい」

怖すぎる…
でも1番怖いのは俺だ…
よく父親の前で堂々と告白したな…

「じゃあ蘭と家戻るね」
「ああ」
「俺も蘭と一緒に」
「さぁ、男同士の語り合いをしようじゃないかw」

_(┐「﹃゚。)__

「蓮、頑張ってね。あと、お仕置きするならデコピンまでにしてね?」
「ああ。治療費は出したくないからなw」
「じゃあね〜」
「ら、蘭!?見捨てないで!?」
「いや、私女だから男同士の語り合い?入れないんだよw」

嘘だろ…

「角谷、そろそろいいかい?w」
「…はい…」

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