
不器用同士
第112章 男同士の語り合い
やばい
人生最大のピンチかも…
「さて、蘭についてだが…」
「は、はい…」
「あの子は人の事を優先して自分を犠牲にする所がある。その辺、気をつけてやってくれ」
「え…?」
「何か?」
「お叱りじゃないんですか…?」
「叱られたいのか?」
「いえ、そんなつもりじゃ」
「土曜日に付き合い始めたんだろう?」
「え"…あ…はい…」
「まさかその日にキス、もしくはそれ以上をしたなんて事は」
「ありません」
ヤりました
なんて言えねーよ!!
「そうか。したか…」
「だからしてませんって!!」
「別に蘭が望んだら止めないよ。私は恋人が何するか知らないしね」
「え?」
「だから知らないんだ」
もしかして…
いや、この顔だから考えたくない…
でもな…
「あの…失礼ですが恋人は」
「42年間1人もいない」
「42!?」
「は?」
「どう見ても30代じゃないですか…」
「よく言われるよw」
「…探したらすぐ女釣れると思いますよ…」
「女性にかける時間が無いんだ」
「作る物ですよ」
「そうなのか?」
「はい」
「でも私は1度も恋愛感情を抱いた事がない」
そこまでか…
「女の事見てます?」
「仕事ができる女はリストアップしてある」
「恋愛のリストアップじゃないですよね」
「ああ。人事部だから基本的に首切る社員を探している」
あー…
剣崎さんが言う「首切る」は別の意味で捕えられそうだな…
「ちなみに好きなタイプは…」
「……………」
どれだけ考えるんだよ…
「強いて言えば…仕事ができる人」
「ダメですね。それじゃモテません」
「ではどこを見ればいいんだ」
「優しいとか綺麗好きとかそーゆーのを見つけてあげないとモテませんよ」
「……………仕事する人間しか興味無いんだが…」
「…諦めるしかないかもしれないです」
「…できるだけ感情とか気にしてみよう…」
「それがいいと思いますよ…」
てか途中から恋愛相談になってる…
「ああ、言うのを忘れていた。蘭と付き合うならホストはやめなさい」
「あ、バレてたw」
「響から気をつけるように言われた」
「でも土曜に電話してもうやめてます」
「そうか。蘭に何かあったら警察も動けないほど容赦なく反撃させてもらう」
「蘭を離す訳無いです。めっちゃ好きなのでw」
「好きになるとはどういう事なのだろうか…教えてくれ」
教えなきゃいけないの!?
人生最大のピンチかも…
「さて、蘭についてだが…」
「は、はい…」
「あの子は人の事を優先して自分を犠牲にする所がある。その辺、気をつけてやってくれ」
「え…?」
「何か?」
「お叱りじゃないんですか…?」
「叱られたいのか?」
「いえ、そんなつもりじゃ」
「土曜日に付き合い始めたんだろう?」
「え"…あ…はい…」
「まさかその日にキス、もしくはそれ以上をしたなんて事は」
「ありません」
ヤりました
なんて言えねーよ!!
「そうか。したか…」
「だからしてませんって!!」
「別に蘭が望んだら止めないよ。私は恋人が何するか知らないしね」
「え?」
「だから知らないんだ」
もしかして…
いや、この顔だから考えたくない…
でもな…
「あの…失礼ですが恋人は」
「42年間1人もいない」
「42!?」
「は?」
「どう見ても30代じゃないですか…」
「よく言われるよw」
「…探したらすぐ女釣れると思いますよ…」
「女性にかける時間が無いんだ」
「作る物ですよ」
「そうなのか?」
「はい」
「でも私は1度も恋愛感情を抱いた事がない」
そこまでか…
「女の事見てます?」
「仕事ができる女はリストアップしてある」
「恋愛のリストアップじゃないですよね」
「ああ。人事部だから基本的に首切る社員を探している」
あー…
剣崎さんが言う「首切る」は別の意味で捕えられそうだな…
「ちなみに好きなタイプは…」
「……………」
どれだけ考えるんだよ…
「強いて言えば…仕事ができる人」
「ダメですね。それじゃモテません」
「ではどこを見ればいいんだ」
「優しいとか綺麗好きとかそーゆーのを見つけてあげないとモテませんよ」
「……………仕事する人間しか興味無いんだが…」
「…諦めるしかないかもしれないです」
「…できるだけ感情とか気にしてみよう…」
「それがいいと思いますよ…」
てか途中から恋愛相談になってる…
「ああ、言うのを忘れていた。蘭と付き合うならホストはやめなさい」
「あ、バレてたw」
「響から気をつけるように言われた」
「でも土曜に電話してもうやめてます」
「そうか。蘭に何かあったら警察も動けないほど容赦なく反撃させてもらう」
「蘭を離す訳無いです。めっちゃ好きなのでw」
「好きになるとはどういう事なのだろうか…教えてくれ」
教えなきゃいけないの!?
