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不器用同士

第112章 男同士の語り合い

「そうですね…常に会いたいと思ったり、明らかに景色が違うように見える事ですかね」
「…なるほど」
「分かってないでしょw」
「ああ。全く分からない」
「まず女と話した事あるんですか?」
「任務で女を騙して付き合ってた」
「任務で…ですか…」
「話合わせるのが大変だったな…だから任務外となると…」
「えーっと…剣崎さん?は真面目なようで少し茶目っ気があるので響みたいによく笑う人がいいと思いますよ」
「神代悠馬(かみしろゆうま)だ」
「じゃあ悠馬さんで」
「下の名前で呼ばれたのは学生の時以来だなw」
「余計呼びたくなりますねw」
「別にいい。それより響みたいによく笑う女性か…」
「金目当ての女は先に食事に行こうとします。気をつけてください」
「金ならあるんだが…」
「ちなみにおいくらですか?」
「15億ほどだな」

ジュウゴオク…?

「15億!?」
「仕事が仕事だからな」
「まぁ…でも使いきれなさそうですね。悠馬さんはお金使わない人でしょう?」
「使うような物が見つけられないんだw」
「強いていえば何ですか?」
「…まぁ、事務所を作るための費用かな」
「作るんですか…」
「角谷は入るか?」

事務所ねぇ…

「入りません。蘭と一緒にいたいのでw」
「そうかw蘭もいい人を見つけたんだな…」
「悠馬さんも見つかりますよw」
「…探す努力はしよう…」
「じゃあ合コンセットしましょうか?」
「…好きにしなさい。ただし角谷もいる事が条件だ。私は女性を泣かせるかもしれない」
「蘭がいるのに他の女に愛想振りまくんですか?」
「タイプがいないと言えばいいだろう」
「んー…じゃあ幹事だから誘えないよーって事にしますか」
「確かにその方が効率がいい…しかし合コンか…蘭と響と小野に笑われるに違いない…」
「女が苦手かどうかは女と演技無しで話す以外見つけられません。1回話してみたらいいんじゃないですか?」
「…適当に集めておいてくれ…」
「分かりましたw」
「ここに連絡してくれ」

悠馬さんは手早くアドレスを書いて渡してくれた

「登録しておきますw」
「私も会社員だ。土日にセッティングしてくれ」
「はいw」

さーて、Twitterで募集かけようかなw

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