無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「嫌だ!!人に出す事に慣れてねーんだよ!!」
「蘭達には出したのに？w」
「あれは!!…仕方なく…」
「作ってあげなよw」
「えー…」
「買って来たわよ!!サイン頂戴w」
「分かりました」

手早くサインした
サイン会でスピードに慣れたな…

「ありがとう!!大切にするわねw」
「ありがとうございますw」
「響、帰るぞ」
「え？もう？w」
「めんどくさい」
「母さん、聖が料理振舞ってくれるらしいw」
「はぁ!?親父何言ってんだよ!!」
「聖料理できるようになったの!?成長したわねぇ…」
「ガキ扱いするな!!」
「ほら、ご両親楽しみにしてるから、ね？w」
「チッ…分かったよ…」

聖はしぶしぶ料理しに行った

「響ちゃんは聖のどこに惚れた訳？w」
「え!?」

恋バナですか…

「あ…えっと…優しい所…ですかね？w」
「他は？w」
「甘党で可愛い所とか、いい笑顔してる所…とか…///」
「あーもう!!照れ顔も可愛いわねぇ!!」
「母さん、落ち着きなさいw」
「だってこんな可愛い子が聖の彼女よ!?落ち着ける訳ないじゃない!!」
「落ち着けよ💢ボンゴレビアンコ(アサリのスパゲティ)できたぞ💢」
「…まさかここまでとは…」
「毎日来て作って欲しいくらいだわ…」
「断る!!俺だって忙しいんだよ!!」
「残念…」
「早く食べようか」
「そうねw」

相変わらず聖の料理は絶品で聖のご両親も驚いていた

「そろそろ帰る」
「そうか…また樋口さんと来なさいw」
「何で響も…」
「仲良いからできるだけ一緒がいいだろ？w」
「…💢」
「母さんが喜ぶから2人で来なさいw」
「チッ…気が向いたらな」
「お邪魔しました。楽しかったですw」
「響ちゃん、また来てねw」
「聖の許可貰えたら行かせて頂きますw」
「絶対出さねーから安心しろ」
「はいはいw」

家族っていいな…
まぁ…私には家族に近い人いるから…ね…

「……き…ひーびーきー!!」
「はいっ!?」
「何ぼーっとしてるんだよ」
「あ…いや…」
「…家族の事…だよな…」
「っっ!?…そんな訳無いでしょ？w」
「…親父に知られたから一緒に行こうと思って…まだ早かったか…」
「家族みたいな人いっぱいいるから大丈夫wまさかご両親に会うとは思わなかったけどw」
「あー…」
「『お義母さん』とか緊張したよ」
「アレがおかしいだけだから気にするな」