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倒れるほどの過呼吸!?
響に何かあったのか!?

「角谷!!響と蘭を頼む!!」
「はい!!」

娘達も大事だが響を支える人が倒れた…
娘達を角谷に任せて小野を見に行った

「小野に何が…」
「ストレス性の発作だと思います」
「ストレス…？」
「いつから過呼吸になりましたか？」
「…集中治療室で寝てる響を見て…」
「…可能性としては…前に響さんが自殺未遂でこの病院に運ばれて来て集中治療室に入ってた事かもしれないです」
「自殺未遂…？響が…？」
「っっ!?ご存知じゃなかったんですか!?」
「私が親代わりになったのはつい最近で…」

何故報告しなかったんだ…!?
小野がいても自殺未遂!?
何故だ!!

「…ぁ…」
「小野!?」
「…なんで…俺…響の所…」
「…覚えてないのか…？」
「…？」

無意識で小野が過呼吸に…!?

「早く行かないと…響…死ぬ…また…響…どこ…また…刺さった…包丁…心臓…オレ…マタ…ヒビキ…マモレテナイ…」
「小野!!」

小野が壊れた…
小野はどこを見ている…
何を抱えてるんだ…!?

「オマエ…ヒビキ…コロス…？」
「は…？」
「ヒビキ…コロスヤツ…コロス…」
「ぐっ!?あ"っ…小野っ…」

私は何故小野に首を締められてるんだっ…
何故私が分からないんだっ…

「小野さん!!その方響さんの親代わりですよ!!」
「…？…オマエ…モ…ヒビキ…コロス…？」

小野が私の首を離して看護師の所に向かった

「小野やめろ!!」
「ハナセ…ヒビキ…マモル…」
「神代だ!!私が娘を、響を殺す訳無いだろ!?」
「…カミ…シロ…神代…さん…？」
「ああ」

正気に戻ったようだから拘束を解いた

「…首…どうしたんだよ…何で締められた跡あるんだよ…」
「っっ!?…響を守るために頑張ったんだが歳のせいかやられてしまってねw」
「歳関係あるか？w」
「それがあるんだw」
「早く響の所行こうぜ」
「…」
「神代さん？」
「ちょっと来なさい」
「え？」

小野と話する前に看護師に言った

「…さっきの事はくれぐれも内密にお願いします」
「…いいんですか？」
「はい。理由が理由なので。あと…お察しでしょうが…」
「…黙ってた方がいいですよね？」
「お願いします…これ以上傷を増やさないであげてください…」
「はい」
「神代さーん、まだー？」
「今行くw…お願いします」
「はい」