無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「めんどくせー!!」
「だいたい病院はマスクするのがマナーだ!!」
「チッ…」

小野はしぶしぶ変装した

「病院だから静かにしていろよ？」
「…頑張る」

はぁ…
絶対騒ぐ…

響side

コンコン…

看護師さんかな？

「どうぞー」
「響っ!!」
「聖!?何で!?学校は!?え!?」
「良かった…生きてる…」
「え!?何!?お父さん!!何があったの!?」
「あー…極度の心配性なんじゃないのか…？」
「聖!!来るの遅い!!」
「色々あったんだよ!!」
「はぁ!?いったぁぁっ!!」
「大人しくしてなさい…」
「だって聖いないと」
「2本折れて内臓に刺さったんだ。大人しくしてなさい」
「はーい…」

お父さんは私を軽く叱った後、ゆっくり蘭の方を見た

「…蘭…起床時間は過ぎてるぞ…」

いつも寝坊する私に言ってた言葉…
蘭は1回も寝坊した事ないから言われてない
お父さんはそんな言葉を震えた声で言った…

「…私起きてからずっと蘭の事見てるの…アラーム1回も鳴らなかった…生きてるの…寝坊してるだけだから…w」
「…後で叱らなければ…w」

コンコン…

「はーい」
「あ…悠馬さん…」
「角谷も来たのか」
「はい…だけどまだ」
「蘭は寝坊してるだけだからw」
「そうだな。起床時間を7時間ほど過ぎてる」
「そう…なんだ…w」
「後でみんなで叱らないとw」
「じゃあトリは神代さんだなw」
「いやそこは角谷だろう」
「何で!?」
「彼氏なんだろ？w」
「…まぁ…そうなんですけど…」
「父親公認で良かったねw」
「いや…公認…えー…悠馬さんの目が…」
「ん？w」
「あ、いや、ごめんなさい」
「あ、そっかー!!」

いい事思いついた!!

「響？」
「お父さんが私の親代わりなら聖にとってお父さんはお義父さんになるのか!!www」
「ーっっ!?///」
「照れたw」
「照れたなw」
「どうしたの？」
「響…お前『お義父さん』の意味知ってるか…？」

・・・

「ーっっ!!///無し!!やっぱさっきの無し!!///」
「なるほど…これが逆プロポーズ…」
「ここで勉強するんですね…」