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不器用同士

第27章 また田村家へ

聖side

俺達は暇になったからチビのエロ本を読むことにしたんだが…

俺の腰を枕にするな…

「胸の大きさえげつないな…」

お前も似たようなものだ…

「重い」
「うるさい!!頭しか乗ってないでしょ!?」
「ちょっ!!待て!!…ははっw…やめっwww」

ホント何で俺のツボ分かるんだよ…

「参ったか!!w」

参ったけどこのままやられっぱなしじゃ不公平だ…

「あははっ!!w…待って!!wそこダメだからwww」
「仕返し」
「私っw…こんな長くしてっ…ははっw…ないっwww」
「うるせーw」

光side

何で小野が化け物に対して笑ってるんだよ…
いつも笑ってない癖に…

「お前ら人の布団の上で何やってんだよ!!」
「うわっ!!何って…こちょこちょでしょ?」
「シーツがぐちゃぐちゃじゃねーか!!」
「あ、ホントだ…ま、それは置いといて」
「置いとくな!!」

俺は保育園から仲良いのに中学からの小野が何で化け物と俺以上に仲いいんだよ…
マジムカつく…

「おい小野」
「ん?」
「これで三ツ矢買ってこい」
「はあ?」
「じゃあ帰れ」
「チッ…行けばいいんだろ…」

これ以上仲良くさせてたまるか…
今も、これからも、響は俺と1番仲良い女なんだよ…

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