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不器用同士

第124章 新たなトラブル

「いやいやいやw普通に考えたら分かるでしょw響ちゃんが君の彼女じゃないからに決まってるでしょw」
「そんなこと無いですよ」
「そんなことあるからわざわざ逃げてきてるんだろうが…💢」
「聖!今はちょっと堪えて!」
「小野聖、排除しますね」

カチャ…

またナイフかよ!

パンパンパンッ!

やっぱりそうなるよね〜…

聖はエアガンで手首、親指の爪の間、ナイフの順に1発ずつ当ててナイフを落とした

「何もしてない奴が俺に勝つなんて100年早いんだよ…💢」

あー…
ガチギレの聖が降臨しちゃったよ…

「響ちゃん、時間稼ぐから警察の知り合いでも呼んでよ」

小声で変人が言ってきたから足立に電話してすぐ来るように言った

「…えっと君さ、ナイフが不要物って分かってる?」
「響さんを守るためなので不要物ではないです」
「学校側からしたら不要物なんだよ」
「ああ!そうか!」

急に何なんだ…?

「僕以外の顔を見る響さんの目を抉ればいいのか!」
「「「はぁっ!?」」」
「響さん、僕と一生添い遂げる為に目を抉りますね!」
「お前響に何言ってるのか分かってるのか…?💢」
「はい!僕達の幸せの為なら些細な問題です!」

いかれてる…
好意ってここまで来たらやばい…

「あ…もしかして私と聖に付き合ってるのか聞いたのって…」
「僕ですよ」
「あの時の奴か…」
「警察だ!武器を置いて降伏しろ!」
「足立!」
「樋口さん、遅れてすみません。お怪我は?」
「怪我はないけど…目抉られそう…はは…w」
「笑い事じゃないでしょ…」
「僕と響さんの幸せのためだ!」
「あー…樋口さん、変なのに目つけられましたね…」
「これくらないなら足立一人でも行けるでしょ?」
「まぁ…警棒で十分ですねw」

足立がゆっくりと近づいて行った

「っっ!?足立避けろ!」
「え?」

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