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不器用同士

第29章 真面目にお勉強

「あー、もう。ここはこの公式使うの。それで、その答えをXに代入して答えを出す。OK?」

俺は響に数学を教わってた
こいつ数学だけは得意なんだよな…

「あー…ここは…?」
「ここはちょっと面倒いからちょっと休憩してからしようかw」
「助かるw」

ホント俺の事優先だな…
てか数学教師より分かりやすい
響だからか?
響は俺が苦手な所を分かってる
だからそこだけでも分かりやすくしてるんだろうな…
ホント変な所で優しいんだよな…w

響は最近可愛い反応して面白い
もっと一緒にいればもっと面白い反応見れたりするのか?
それはそれでいいかもしれない

「聖、できる?」
「おう…」
「ここはこの公式を使うんだけど…」

こんな感じで1時間くらい教えてもらった
いやー、疲れた…
だけど苦痛ではなかったな

響side

いやー、分かりやすく教えるって難しいね…
聖の苦手な所は事前に把握済みだったから細かく教えればできる
ただねー…
お互いに苦手な教科があるわけよ…

「英語分かる?」
「俺に分かる訳ないだろ…」
「「はぁ…」」

海外に出ようと思わない日本人が英語を勉強しても意味ない

と、思うのは私だけ?
文法は何となく覚えたけど他の単語の順番が分から


そのまま閉館時間まで英語と睨めっこしてた

「響、明後日暇?」
「うん」
「どっか遊び行かね?」

デートですか!?

「行く!!」
「また腹壊すなよ?w」
「大丈夫!!」
「どこ行きたい?」

うーん…
あ!

「遊園地!!」
「え!?」
「交通費とか全部私が出すから!!」
「別に出さなくてもいいけどwそれよりどこの遊園地?」
「デ○ズニー?」
「流石に遠いw近いのだったら…ドリームランドとか?」

ドリームランド!?
デ○ズニーを我が県がパクった素晴らしい遊園地の事!?
てかそこもカップルで行く人が多いデートスポットではないか!!

「じゃあ明後日楽しみにしてる」
「うん!!」

あー、楽しみすぎる…
どーしよ…///

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