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不器用同士

第5章 春休み前

「「はぁ…」」
「またか」
「そうだね…聖は何個?」
「2個。お前は?」
「3個…」
「危なかったなw」
「やばいよ〜!!」

そう言い私は崩れ落ちた
なぜなら留年するかもしれなかったからだ
そう…私と聖は…追試直前だった…

「おい」
「はい…課題します…」
「おう」

「あ"あー…」

1日目が終わった

「おい、死んでるぞ」
「そりゃそうでしょ…」
「帰るぞ」
「うん…」

この時私は気づかなかったんだ…
聖が自分から私と一緒に帰ろうとした事を…
そして追試が終わった…

「やったー!!」
「元気だな」
「そりゃそうでしょ!!留年回避だもん!!」
「まあな。とりあえず帰るぞ」
「え…?」
「どうした?」
「え…あー、何でもない」
「そうか」
「帰ろ」
「ああ」

何かよくわかんない
聖が変わって、私も変わってる気がする…

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