
不器用同士
第36章 響…
俺は学校を休んで出来るだけ多く響の傍にいた
「ん…」
「響!!」
『ひじり…』
「響…声…」
『え?』
「声…出てない…」
『っっ!?』
俺のせいだ…
俺が弱かったから…
響が俺の服を掴んだ
「あ…暫くLINEとかで響の言いたい事聞かなきゃだな…」
響は泣く寸前だった
だって響の将来の夢は声優になる事だから…
「あ…先生に起きた事伝えないと」
泣きそうだな…
「すぐ戻ってくる」
響は頷いた
俺は先生に起きた事などを伝えて響の所に戻った
「悪い、ちょっと遅くなっ…響!?」
響は点滴を抜いてどこかに行ってしまった
俺は看護師さんに伝えて響を探しに行った
点滴を抜いた事を考えると…まさか…
自殺…?
その事が脳裏によぎった瞬間俺は最上階の人が少ない所に行って探した
「響!!」
響はフラフラしながら窓を開けていた
「響!!ダメだ!!」
『っっ…』
響は泣いていた…
また泣かせてしまった…
俺がいてもダメなのか…
響が俺の顔に触れた
気づいたら俺が泣いていた…
「悪いな…響がいないと俺は…」
響はLINEで辛い現実を言った
《私は聖の名前すら呼べないし、自分の夢も叶えられない》
「響の声は治る!!だから帰ろう…看護師さんが探してる」
響はゆっくり頷いた
「すみません、響を見つけました」
「また点滴入れますね」
「お願いします」
看護師さんを待ってる間にドアが開いた
「響…大変だったな…」
『っっ!!』
響は布団を被って震えていた…
「響…どうしたんだ?…君は…」
「小野です。お父さんですか?」
「ああ」
「すみません、響は俺以外の男を拒絶してストレスで声が出ません…」
「そうか…でもなぜ君だけ」
「彼氏なんです…響は俺が守れなかったからこんな事になったんです…」
響が頑張って布団から出て俺の服を掴んで首を横に振った
その後すぐに布団を被った
「すみません、これ以上は…」
「…響を頼む」
「はい」
響の父親はすぐに帰った
「悪いな。帰ったぞ」
響はゆっくり出てきた
「ゴミは警察に捕まった」
響はビクッとしたけど頷いた
「あと…直接謝りたいって…会わないよな?」
響はさっきより顔が青ざめてた…
「どうする?」
《ちょっと考える》
「そうか」
《とりまメンタル落ち着かせる》
「そうか」
「ん…」
「響!!」
『ひじり…』
「響…声…」
『え?』
「声…出てない…」
『っっ!?』
俺のせいだ…
俺が弱かったから…
響が俺の服を掴んだ
「あ…暫くLINEとかで響の言いたい事聞かなきゃだな…」
響は泣く寸前だった
だって響の将来の夢は声優になる事だから…
「あ…先生に起きた事伝えないと」
泣きそうだな…
「すぐ戻ってくる」
響は頷いた
俺は先生に起きた事などを伝えて響の所に戻った
「悪い、ちょっと遅くなっ…響!?」
響は点滴を抜いてどこかに行ってしまった
俺は看護師さんに伝えて響を探しに行った
点滴を抜いた事を考えると…まさか…
自殺…?
その事が脳裏によぎった瞬間俺は最上階の人が少ない所に行って探した
「響!!」
響はフラフラしながら窓を開けていた
「響!!ダメだ!!」
『っっ…』
響は泣いていた…
また泣かせてしまった…
俺がいてもダメなのか…
響が俺の顔に触れた
気づいたら俺が泣いていた…
「悪いな…響がいないと俺は…」
響はLINEで辛い現実を言った
《私は聖の名前すら呼べないし、自分の夢も叶えられない》
「響の声は治る!!だから帰ろう…看護師さんが探してる」
響はゆっくり頷いた
「すみません、響を見つけました」
「また点滴入れますね」
「お願いします」
看護師さんを待ってる間にドアが開いた
「響…大変だったな…」
『っっ!!』
響は布団を被って震えていた…
「響…どうしたんだ?…君は…」
「小野です。お父さんですか?」
「ああ」
「すみません、響は俺以外の男を拒絶してストレスで声が出ません…」
「そうか…でもなぜ君だけ」
「彼氏なんです…響は俺が守れなかったからこんな事になったんです…」
響が頑張って布団から出て俺の服を掴んで首を横に振った
その後すぐに布団を被った
「すみません、これ以上は…」
「…響を頼む」
「はい」
響の父親はすぐに帰った
「悪いな。帰ったぞ」
響はゆっくり出てきた
「ゴミは警察に捕まった」
響はビクッとしたけど頷いた
「あと…直接謝りたいって…会わないよな?」
響はさっきより顔が青ざめてた…
「どうする?」
《ちょっと考える》
「そうか」
《とりまメンタル落ち着かせる》
「そうか」
