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第9章 No.2-4~Other sideⅡ~

「なっ…!?っ、居るなら言えよ!ユウゴ…」

顔を赤らめ、せき込むタイチ。


「すまん、出るタイミングを見失った」

ドカリ、とタイチの隣に座る。

幼いころから柔道をやっているせいか、ガタイが良い。


「どんなところが可愛いんだ?」

「うーん…、いや、ユウゴも担当してみたらわかるって。やべぇよあの子…」


顔を隠すタイチ。

「へぇ、そんなに言うなら、次は俺が担当しようか。…いいか?タイチ」

「ん、ああ。良いと思うよ。あとでレポートまとめとくわ」


「わかった。…ふふ、楽しみだ」

あんまりいじめるなよ?と、焦ったようにタイチは言った。


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