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本気になんかならない

第14章 夕ごはん

そうして
無言のエレベーター内。

私から誘っちゃった。

軽いモーター音が唸るなか、
ドキドキが顔から溢れだしそうで。


横の和波君を見る。

…何を考えてるのかな?
って思ってたら、

「メグの手料理、楽しみだな」って

ああ、そんな天使みたいな笑顔…


私、ちょっぴり後ろめたい。。

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