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本気になんかならない

第19章 中秋

その日は夜から用事があると言うメグ。
お姉さんに誕生日を祝ってもらうらしい。

仲の良い姉妹っていいよな。

時間が空いた俺は、久しぶりにバーを覗いた。


「おう!」と
低く声を漏らしたマスターは
俺を見るなりニッと笑った。

マスターが顔を向けるその一角に
北里は座っていた。。

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