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本気になんかならない

第24章 唯一無二

何で知ってるんだ?

そりゃ俺も、顏は知っていたけれど、
名前…それも、北里からの呼び名まで

「あなたは?」

「俺、和史。同じだね、和君」

そう言われてクラッとなった。

北里っ、もしかして
俺の名前を気に入って・・

もしも、ベッドで呼んでしまっても
間違ったと思われないように

そのためだけに、俺を選んだ??

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