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そして、きょうだいたちとの暮らしが始まる。
落ちこみながらもたくましく。

海外生活から戻った3人は、それぞれこちらの高校と小学校に転校した。
リィは親戚のもとに引きとられ、それでもちょくちょく顔を出した。

俺はというと、夏休みが明けてからの大学では単位を取りまくり、サークルは幽霊状態で、バイトは土日を休ませてもらっていた。

和史さんたちは、きょうだいを連れてこいとか言うんだけど。
そんなことしたらリィやハニィが毒されそうで、俺の恥を帆澄に暴露されそうで。