テキストサイズ

本気になんかならない

第30章 初デート

と、その店が見えてきたようで
北里が小さく叫ぶ。

「大変っ!もう並びはじめてる!」


走ろうとするから俺は

いつの間にか飛びだした手で

彼女のその手を


ぐっとつかんだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ