テキストサイズ

本気になんかならない

第32章 クリスマス会

あれから戻ってきたトナカイ先生と交替した俺は、職場に戻って明日のぶんも、と仕事に取りかかる。
そして、いよいよ翌日の24日。

「待った?」

「それほどでも」

なんて会話に、ジーンとしながら
俺は北里を助手席に促した。

昨日はダークなパンツスーツだった彼女は、今日はフェミニンなスカートにニットのアンサンブル。
白っぽいダウンコートを羽織って。

とっても可愛い。可愛いすぎる。

俺とのランチ、楽しみにしてくれてたのかな?
なんて、思いあがり?

ストーリーメニュー

TOPTOPへ