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本気になんかならない

第39章 幸せ所有格

私はトレイを持って、足早にリビングへ。
小川さんと、自分用にもテーブルに並べる。

「湖君はおうちですか?」

「ええ。今夜はナニーさんにお任せしまして。
来週には、ここを発つので是が非でも考えなおしていただき、良い返事を聞きたくて」

へぇ、、ハウスキーパーさんだけじゃなくて、ナニーさんまでいるんだ。

リッチだなぁ、憧れちゃう…。

だけど、それとこれとは別!

金粉の振りかかったお菓子をひとくち食べて…
「おいしいですね」

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