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本気になんかならない

第6章 最後の夜

そこで彼女は、俺からの紙袋を開けて苦笑い。

「誕生日プレゼントが、チョコレートですか?」

「いけなかった?」

「私は幼児か!」

そう言いながら、ぱくっと口に入れる。
食べるんなら、文句はなしだよな。

「ん、おいし」

なら、よかったけどさ。

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