take a breather
第12章 Step and Go
「ふふっ…」
翔は呼吸が落ち着いたかと思えば突然笑い出した
「どした?」
「俺、それ好きだな…」
俺を見上げながら微笑む翔
でも俺は何を言われているのかわからず首を傾げる
「その髪の梳き方…優しくて気持ちいい
このまま寝ちゃいそう」
幸せそうな笑みを浮かべたまま、そっと目を閉じる
「続けてやるからこのまま寝ちゃえば?
明日、朝早いんだろ?」
「学校は近いから7時に起きれば間に合うよ
それにお風呂に入らないと明日の朝がバタバタするし」
「そっか…」
翔がそう言うなら仕方ない
忙しくなるのは翔だしな
「お風呂出たらお願いしていい?」
「何を?」
「頭撫でて欲しい…
そうすれば早く眠りに就けそう」
「おう、いいぞ。
翔が寝るまでずっと撫でててやる」
「じゃあお風呂入ってくる」
「ん…」
ベッドから降りた翔の後に付いて俺も歩いてく
「え?」
翔が振り向きながら驚きの声を上げる
「なんだよ」
「いやいや、なんで付いてくるの?」
「風呂入るから」
「一緒に?」
「一緒に…俺も風呂入りてぇもん」
「いや…後からでよくない?」
「一緒に入っちゃえば時短になるじゃん
翔、早く寝た方がいいだろ?」
「そうだけど…」
少し困ったような表情を見せる
「なに?何か駄目な理由があるの?
もうカラダ見られて恥ずかしがるような間柄じゃないだろ?」
「うっ…」
答えに詰まる翔
「他に何かあるのか?理由…」
「う、ん……掻き出さなくちゃ、いけなくて…」
「掻き出す?」
「智がナカに出したものを綺麗にしないと腹痛起こす…」
「えっ⁈そうなの?」
「ん…それ、見られるのはちょっと恥ずかしいかな…
なんか間抜けじゃない?
幸せ感じた後に自分で指突っ込んでそんな事するの…」
翔が苦笑いした
そんな事をしなくちゃいけないなんて知らなかった
「なら、俺がしてやる」
「へっ?」
「ひとりでそんな思いしなくていいよ
ふたりなら間抜けなんて思わないだろ?
俺が出したんだから、俺が責任持って綺麗にしてやるよ」
「あ、うん…じゃあお願いしようかな…」
「おう!」
翔は呼吸が落ち着いたかと思えば突然笑い出した
「どした?」
「俺、それ好きだな…」
俺を見上げながら微笑む翔
でも俺は何を言われているのかわからず首を傾げる
「その髪の梳き方…優しくて気持ちいい
このまま寝ちゃいそう」
幸せそうな笑みを浮かべたまま、そっと目を閉じる
「続けてやるからこのまま寝ちゃえば?
明日、朝早いんだろ?」
「学校は近いから7時に起きれば間に合うよ
それにお風呂に入らないと明日の朝がバタバタするし」
「そっか…」
翔がそう言うなら仕方ない
忙しくなるのは翔だしな
「お風呂出たらお願いしていい?」
「何を?」
「頭撫でて欲しい…
そうすれば早く眠りに就けそう」
「おう、いいぞ。
翔が寝るまでずっと撫でててやる」
「じゃあお風呂入ってくる」
「ん…」
ベッドから降りた翔の後に付いて俺も歩いてく
「え?」
翔が振り向きながら驚きの声を上げる
「なんだよ」
「いやいや、なんで付いてくるの?」
「風呂入るから」
「一緒に?」
「一緒に…俺も風呂入りてぇもん」
「いや…後からでよくない?」
「一緒に入っちゃえば時短になるじゃん
翔、早く寝た方がいいだろ?」
「そうだけど…」
少し困ったような表情を見せる
「なに?何か駄目な理由があるの?
もうカラダ見られて恥ずかしがるような間柄じゃないだろ?」
「うっ…」
答えに詰まる翔
「他に何かあるのか?理由…」
「う、ん……掻き出さなくちゃ、いけなくて…」
「掻き出す?」
「智がナカに出したものを綺麗にしないと腹痛起こす…」
「えっ⁈そうなの?」
「ん…それ、見られるのはちょっと恥ずかしいかな…
なんか間抜けじゃない?
幸せ感じた後に自分で指突っ込んでそんな事するの…」
翔が苦笑いした
そんな事をしなくちゃいけないなんて知らなかった
「なら、俺がしてやる」
「へっ?」
「ひとりでそんな思いしなくていいよ
ふたりなら間抜けなんて思わないだろ?
俺が出したんだから、俺が責任持って綺麗にしてやるよ」
「あ、うん…じゃあお願いしようかな…」
「おう!」