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take a breather

第14章 Find the answer

おそらく翔ちゃんの物だろう
少しダボっとしたTシャツとスエットのズボンを着た大野さんがポテポテとキッチンへ歩いていく

冷蔵庫を開けてグラスに水を注ぐとそれを持ってまたポテポテとこちらに歩いてきた

ラグの上で胡座をかく翔ちゃんの足の上に当たり前のように座る

櫻「あの…智くん…」

大「ん?」

グラスに注がれた水を飲みながら大野さんが翔ちゃんの顔を見る

櫻「あのね…今はここじゃなくていいんじゃないかな?」

大「なにが?」

櫻「座る場所…」

大「なんで?いつも座ってるし
翔くんだって『おいで』って呼ぶじゃん」

松「ほうほう…翔くんが…」

相「あのマジメな翔ちゃんがねぇ…」

二「なんかヤラシイ…」

櫻「べっ、別にやらしいことなんかしてないぞっ!」

大「そうだよ!ここでは首筋とか耳とか舐めてくるぐらいで
翔くんはマジメだからヤラシイことはベッドと風呂場でしかしないよっ!」

櫻「さっ!智くんっ!」

相二松「「「・・・」」」

松「天然と付き合うと大変だな…」

相「夜の生活までバラされるなんて…」

二「お気の毒に…」

大「今日は翔くんの誕生日だから朝までコースでな♡」

櫻「っ///」

松「俺たち帰ろっか?」

大「んふっ♪悪いけど今日はそうしてくれる?
俺 1週間くらい滞在してるから、また来てよ」

相二松「「「・・・」」」

松「翔くんのおかげで
リーダーの若さはキープ出来そうだな」

二「ホルモン注入、って?」

相「でもさ、1週間の滞在期間中毎晩だと
翔ちゃんが疲れちゃうんじゃない?」

二「大野さんは昼間寝てればいいけど
翔ちゃんは仕事があるからね」

相「そんな生活続けてたら
おおちゃんに搾り取られて
翔ちゃんが枯れておじさんになっちゃう」

二「翔ちゃんのことだから
大野さんが帰っても
すぐに大野さんの所に行きそうだしね」

相「益々枯れ果てちゃうよぉ」

松「それはマズイな…
リーダーには早めに復帰してもらわないと…」

相二「「だね」」

こうして3人による『櫻井翔を救え!大野智早期復活プロジェクト』が動き出した…とか?


〈おしまい♪〉

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