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北アルプスの少女と廃寺

第3章 サクラが立った!

「ガスマスク屋さん!
ひとついただくわ」


「へい毎度あり」




「タイミングが良いのはもうお決まりですね」


「夜なべしたんじゃ…」



「…なんか廃人さんたち黙っちゃったね」


「サクラさんも手の骨バッキバキいわしてる」



「あ、なんかサクラがサーベル抜いて廃人さんたちを脅してるー」


「あらら
廃人たちが平謝りしだしたよ」


「…泣いてるね」


「うわ、サクラさん容赦ないなー」


「…頭ふんづけて説教してるね」


「なるほど
こんな決着かー
…もう帰ろっか」


「うん、帰ろ帰ろー」
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