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火のない所からは煙は出ない

第2章 碧眼の記憶編 第1話

事務所から近くの船着場までに役4時間半はかかり白家は頭の中で考えていた。
部屋に居るのは先ず両親、兄弟、警察で間違いないだろう……それに鳥時理と言えば有名な医師や医者が生まれるとされている医学界の宝の一族、別名医者の涙と言われてたな…理由は確かぁ……あまりにも腕が立ち、難しい治療も数時間で終わらせて失敗はした事がないからだったけ?…いや、そんな事はどうでもいい問題は何で警察じゃなく探偵(わたし)に依頼が来たのかだ、現代の警察の情報網や捜査力は私なんか必要ないはず……考えられるとしたら何だ?……情報が少ないからか?いや、そんな事はないだろ…必要なものもありきたりな事……………当人の写真
氏名
本籍
住所
職業
生年月日
体格(身長・体重)
身体的特徴(けがや手術の痕、ほくろやできもの等)
血液型
失踪時の服装
当人の所持品
失踪した日時と場所
当人のよく行く場所
当人の薬物の使用歴の有無
精神病の既往歴
失踪の原因として考えられるもの
その他、発見のために参考になる事項
以上が人探しに必要な情報になるが、捜査を打ち切る場合は期間がある事、捜査不十分な情報、捜査の進行場所から継続かつ危険性がある場合は他のやり方で捜索、警察犬捜査、鑑識捜査、公開捜査、事情聴取のこれだけのやりようがあるのに探偵(私)に来る理由は初動が遅いからか?いや違うな…電話で警察からの情報提供も受理したから初動遅れではないな……
白家は一から考えていく
先ず人を探すとなると………誘拐、家庭問題、精神病、仕事関係、犯罪、代表的なものはこれぐらいか……
そして、白家は頭の中で木の枝にある別れ枝の様に今あるだけの情報を元に最も正解に近い仮設を立てた。
………はぁそう言う事か…行き詰まりしたのか単純に……面倒臭さいな、警察、検察、学者が何千人もいるのに……何をしているんだ…一体……はぁ…面倒臭い…それで私に来ても困るな…
愚痴を言いながら船を待つ白家はその間に食料、飲料、買う事にした。
船着場に付いて2時間半が経過してやっと船に乗船した白家は明日の事件に備えて寝る事にした。
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