嵐しょーせつ。Part4
第18章 ライフ
「、、あなたと一緒にいると、疲れるの」
雅「え、、、」
「もう別れましょ。さようなら。」
20歳の春。
俺の恋は儚く散った。
雅「、、うぅ、泣」
?「、、お前はほんと変わらないな。いい歳してやけ食いって。」
雅「うっさい!!食わせろ!!」
?「食わせてやってんじゃん。金もないくせに。」
牛丼屋で、やけ食い。
そんな俺を見て呆れてる幼馴染の和。
和「俺もなんか腹減ったな。、、すみませーん!牛丼の大盛りひとつ^_^」
「かしこまりました^_^」
雅「俺ももう一つください。」
「は、はい^_^わかりました^_^」
店員さんに若干引かれつつ、俺は食べまくった。
和「もぉ、俺はお前を食わせるために働いてんのか。」
雅「むぅ、、」
学生にとって金がないのは仕方ない。
和は、高校卒業してからすぐ就職して、学生である俺を養ってくれる。
和「、、まぁいいけど。金あっても何したらいいかわからないし。お前のことだから^_^」
和は、小さい時から何かあったらすぐに駆けつけてくれて、困ってたり悩んでたりすると沢山話をきいてくれた。
和「とにかく食え!な!」
雅「うん。」
俺を元気づけようと必死になってくれるのもこいつだけなんだ。