嵐しょーせつ。Part4
第1章 いつかきっと
、、あの日の約束、今も覚えてる?
和「、、櫻井さん。これよろしく。」
翔「おう。二宮さん、この資料の整理お願い」
大学卒業し、無事に就職が出来、働き始めてから約半年。
同期と支えあいながらだいぶ仕事にも慣れてきて、、充実した日々を送っていた。
和「、、はぁ、今日も雨、か、、」
雨の日って凄く憂鬱。
でも、、
和「、、あいつ今頃何してんだろ。」
雨の日はいつも思い出してしまうあいつ。
1人でいることが嫌いでいつも俺にピッタリくっついてきて、、何事にも全力で楽しむ。
それでも俺はいつも助けられていた。
?「、、かーず。」
和「んー?なーに?雅紀」
雅「俺ね、いつか絶対に人を笑顔にさせる仕事をしたい。もちろん、和も笑顔にさせたい^_^」
和「、、ふふ^_^雅紀なら絶対にできる。応援するよ^_^」
15歳の夏。
あいつとは中学が同じだったんだけど、、高校はあいつが引っ越して離ればなれになってそれっきり。
最後にした会話やさよならの別れの挨拶の時も雨が降っていて、、
雅「、、なんか、神様が泣いてるみたい」
和「うん、、俺たちが本当は泣かないといけないのにな^_^」
雅「俺たちは俺たちらしく笑っていようね^_^」
和「うん。」
俺たちは俺たちらしく。
そうだよ。雨の日でもちゃんと笑わなきゃ。
雅紀とした約束だから。守らないと。