嵐しょーせつ。Part4
第47章 繋がり
?「、、おにぃ!!」
雅「ごめん、和。でもね?おにぃは、いつだって和也のそばにいる。だから、お前も強く生きるんだ」
あれは俺が14歳。和が7歳のころ、、
両親の離婚によって生き別れになった。
和は、病気がちで、、母親が田舎に帰ることになったから少しでも空気の美味しいところへと。
寂しくて悲しかったけど、、
俺の心には和がいた。だから、大丈夫だった。
そして、、月日が流れ、、
「、、相葉!悪いんだが、これをやっておいてくれないか?」
雅「へっ、!?」
「ごめん。人手が足りなくて、、忙しいとは思うけど、、、、あっ!今度ご馳走してやるから!」
俺は、上司に無理やり押し付けられた仕事をやりこなしながら過ごしていた。
気づいたらあれからもう14年。
和はもう21歳か、、、
大学生なのかな、、社会人なのかな、、
そんなこと考えてるだけでも楽しくて。
それは多分和がずっと心の中にいたからだと思う。
雅「、、よし。おにぃ頑張るよぉ〜」
自分に喝を入れ、大量にある仕事を1つずつ1つずつ1つずつ片付けていった。