愛のことば
第1章 愛のことば
19
直さんが、優しく拭いているとき、ビクッとなった。
「直さん。
わたしのからだ、
敏感になったみたい」
「そのうち、
アイちゃんだけでなく、
耳を撫でても、
腕を撫でても、
ビクッとなるよ」
「えーっ、
うそー」
「中学生には、
無理かな」
「わたし、
直さんに、
開発されるんだ」
「中学生には、
無理かな」
「もう、
直さんが、
照れて、
どうするのよ」
それからは、直さんと、週一回は、愛しあった。
直さんの言ったとおり、この頃では、腕を撫でてくれてもビクッとなるし、耳に触れられても、ビクッとなる。
直さんが、アイちゃんに入ってくれてからは、ビクッばっかりになり、泣き続ける。
そして、わたしの恋は、いまでは、愛になっている。
終
直さんが、優しく拭いているとき、ビクッとなった。
「直さん。
わたしのからだ、
敏感になったみたい」
「そのうち、
アイちゃんだけでなく、
耳を撫でても、
腕を撫でても、
ビクッとなるよ」
「えーっ、
うそー」
「中学生には、
無理かな」
「わたし、
直さんに、
開発されるんだ」
「中学生には、
無理かな」
「もう、
直さんが、
照れて、
どうするのよ」
それからは、直さんと、週一回は、愛しあった。
直さんの言ったとおり、この頃では、腕を撫でてくれてもビクッとなるし、耳に触れられても、ビクッとなる。
直さんが、アイちゃんに入ってくれてからは、ビクッばっかりになり、泣き続ける。
そして、わたしの恋は、いまでは、愛になっている。
終