
キミの事、こんなに好きになるなんて
第8章 地方ロケ
休憩が終わる頃
ミオ「お手洗い行きたいな。」
マネージャー「あの建物だけど、誰かに一緒に行ってもらったら?」
ミオ「大丈夫!」
一人で行ってしまったミオ。
「大丈夫かなぁ?」
もう戻って来る頃だろうと思ってた時だった。
悲鳴と同時にマネージャーが血相変えて走り出した。
「マネージャー、どうしたんだよ!!」
マネージャー「レオンからLINE が来て、ミオが危ないかもって!!」
俺達はマネージャーより早く、ミオの元へたどり着くと、嫌がるミオの腕を掴み、引き寄せようとしていた。ミオは顔を横に振り、必死で踏ん張っていた。
「手を離せよ!!」
と無理矢理、男の手を離してミオを俺達の後ろに隠した。泣きじゃくるミオに俺達の怒りは・・・。
警察に通報して男は連れて行かれた。
その日の撮影は、中止にした。
ミオ「ごめんなさい。私のせいで、皆さんに迷惑かけてしまって本当にごめんなさい。」
とスタッフや俺達にも頭を下げた。
その日の夜、ミオは夕食の時間に現れなかった。
ドアをノックしようと思ったけど、ミオの泣き声が聞こえる。俺達は、どうしたらいいんだよ。
そこへマネージャーが来てノックする。
小さな声で返事したミオがドアを開ける。
マネージャー「ミオの事、心配してドアの前で座り込んでるぞ!!」
涙がポロポロこぼれるミオ。
俺達はミオを抱き締めた。
ミオ「い、いつも迷惑かけてごめんなさい。」
ユーダイ「迷惑なんかかけてないだろ!!怖い思いさせてごめんな。」
夜中に目が覚めて、キッチンに行って水でも飲もうと入ると話し声が聞こえた。
よく見るとユーダイとミオだった。
ユーダイ「ミオ、寝ないと明日、倒れるよ。」
ミオ「目を閉じたら怖いの。」
ユーダイ「一緒に寝る?」
ミオ「・・・。」
ユーダイ「俺達の部屋に来る?誰かいたら安心だろ?あ~泣くなよ。」
ユーダイがミオを引き寄せ抱き締めた。
ユーダイ「ミオが泣くと俺、困るんだよ。どうしたら笑ってくれる?」
「抜け駆け?」
ユーダイ「あ~ダメ?」
「ダメ!!」
ユーダイ「リオウ、駄々漏れ(笑)」
「ユーダイだってだろ!」
ユーダイ「ミオ寝てる。」
ユーダイはミオを部屋に連れて行って寝かせた。
部屋を出ると
ユーダイ「俺、マジだから。」
「俺だって。」
次の日のミオは笑顔が少しぎこちないけど、頑張ってこなしてくれた。
ミオ「お手洗い行きたいな。」
マネージャー「あの建物だけど、誰かに一緒に行ってもらったら?」
ミオ「大丈夫!」
一人で行ってしまったミオ。
「大丈夫かなぁ?」
もう戻って来る頃だろうと思ってた時だった。
悲鳴と同時にマネージャーが血相変えて走り出した。
「マネージャー、どうしたんだよ!!」
マネージャー「レオンからLINE が来て、ミオが危ないかもって!!」
俺達はマネージャーより早く、ミオの元へたどり着くと、嫌がるミオの腕を掴み、引き寄せようとしていた。ミオは顔を横に振り、必死で踏ん張っていた。
「手を離せよ!!」
と無理矢理、男の手を離してミオを俺達の後ろに隠した。泣きじゃくるミオに俺達の怒りは・・・。
警察に通報して男は連れて行かれた。
その日の撮影は、中止にした。
ミオ「ごめんなさい。私のせいで、皆さんに迷惑かけてしまって本当にごめんなさい。」
とスタッフや俺達にも頭を下げた。
その日の夜、ミオは夕食の時間に現れなかった。
ドアをノックしようと思ったけど、ミオの泣き声が聞こえる。俺達は、どうしたらいいんだよ。
そこへマネージャーが来てノックする。
小さな声で返事したミオがドアを開ける。
マネージャー「ミオの事、心配してドアの前で座り込んでるぞ!!」
涙がポロポロこぼれるミオ。
俺達はミオを抱き締めた。
ミオ「い、いつも迷惑かけてごめんなさい。」
ユーダイ「迷惑なんかかけてないだろ!!怖い思いさせてごめんな。」
夜中に目が覚めて、キッチンに行って水でも飲もうと入ると話し声が聞こえた。
よく見るとユーダイとミオだった。
ユーダイ「ミオ、寝ないと明日、倒れるよ。」
ミオ「目を閉じたら怖いの。」
ユーダイ「一緒に寝る?」
ミオ「・・・。」
ユーダイ「俺達の部屋に来る?誰かいたら安心だろ?あ~泣くなよ。」
ユーダイがミオを引き寄せ抱き締めた。
ユーダイ「ミオが泣くと俺、困るんだよ。どうしたら笑ってくれる?」
「抜け駆け?」
ユーダイ「あ~ダメ?」
「ダメ!!」
ユーダイ「リオウ、駄々漏れ(笑)」
「ユーダイだってだろ!」
ユーダイ「ミオ寝てる。」
ユーダイはミオを部屋に連れて行って寝かせた。
部屋を出ると
ユーダイ「俺、マジだから。」
「俺だって。」
次の日のミオは笑顔が少しぎこちないけど、頑張ってこなしてくれた。
