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ひよりと.

第2章 そしてプレイへ


ひよりの雑誌を読む指先が
ページの端をトントンと2回叩いた.

「出る」という合図だ

ひよりの目線がうつむき
わずかに肩がブルブルッと震え
桃色だった耳は一瞬で真っ赤になる.

僕は横で、見届けてるその間、
呼吸も忘れ、BGMや雑音も耳に入らず、
興奮しながら真剣にそれに見入っていた.

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