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ソレは、そっと降り積もる・・・。

第11章  初恋の暴走

  


「っ・・・・・・」


 くちゅ ぬちゅ 思わずソレを指で掻き回していた。卑猥な音がバスルームに響いている。


「ぁあんっ・・・」


「なんだ。気をやっていても〝感じてる〟のか?」


 甘い声に脳が痺れる。
 〝女〟とは、こんな生き物だっただろうか・・・記憶がない。噎《ム》せ返りそうな甘い香りで頭がクラクラする・・・・・・。


「っ、珱月・・・・・・ん」


 柔らかく艶のある唇に触れると身体の熱が再び上がる。


「ん・・・・・・ちゅ、ちゅく」


「あ、んっ・・・・・・」


「おい、気がついてるだろ?」


 まぶたを力一杯閉じているのに気が付いた。


「っ、たく・・・無駄な抵抗するな。」


 くぷっ・・・・・・


「ひゃぅうっ?!!!」


「結構、出したからな・・・掻き出してやる。」


 ヌルリと指をナカに滑り込ませるとビクンッと身体が跳ねた。


  

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