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ソレは、そっと降り積もる・・・。

第1章   最悪の出逢い

  


「力、抜いてろよ。」


「ひっ!」


 くちゅ 牡の先が当たっているのだと本能で判った。身体は、本能の快楽への期待と未知の感覚が走る恐怖で〝力を抜く〟どころではなくなっていた。


「おい、力抜けよ。」


「っ、もうぅ・・・嫌です・・・・・・ぅうう。。。」


 恐怖が込み上げて本気で涙が零れた。


「そんなに嫌ならなんで部屋に来たんだよ。今さら止めてやれねぇからな・・・・・・んっ」


 ちゅうぅ ちゅるる・・・


「ンンッ!・・・ン゛ッ?!!・・・・・・ッ」


 キスをされながら牡が秘部のヒダを押し広げて奥に侵入してきた。男のシャツを掴んで首を振って抵抗を試みるが唇は、離れない。


「んん゛━━━ッ!!!
(いやっ、いやあぁぁっ!!)」


 残酷にも〝初めて〟をあっさりと見知らぬ男に奪われた。痛みと衝撃で意識が朦朧としてシャツを掴む手がベッドに落ちた。


  

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