テキストサイズ

ソレは、そっと降り積もる・・・。

第8章  国の仕来り

  


「ん゛っ!!
(イクッ・・・・・・ぁああっ!!)」


「ん、指だけでイッた・・・のか?」


 いくら感度がイイと言えども自ら腰を揺らして快楽を求めて達した彼女の姿に驚いた。


「っ、はっはあ・・・ん、ぅう・・・・・・」


「珱月・・・どうした?」


「ッ゛、身体・・・・・・熱っ・・・・・・・・・」


 黒い瞳が熱を帯びて潤んでいる。


「おい。部屋に戻る前にレオノールさまから〝なにか〟貰ったのか?」


「へ・・・・・・??」


「お茶をする前だ。思い出せ!!」


「お茶、・・・・・・前??」


「そうだ。〝なにか〟、貰わなかったのか?」


 ここまで震えているのは、自然ではない。震え・・・と言うよりも〝痙攣〟だ。


「あ・・・・・・!」


「なんだ。〝なにを〟貰った?」


「採寸が・・・長引いたの、で〝疲れたでしょ〟、、、とアメを。。。」


  

ストーリーメニュー

TOPTOPへ