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さくらひとひら

第2章 三日前



市村美華(いちむらみはな)
は、大親友の佐田菜子(さたなこ)とお弁当食べているところに、隣のクラスの菜子の彼、平原一太(ひらはらいちた)くんが遊びに来た。
菜子「一太、お弁当は?」
一太「食べてきたけど足らないから、卵焼きも~らい♪」
菜子「ちょっと!!」
一太「うめぇ!!」
美華「イチャイチャするなら、よそ行ってよ。ごちそうさま。」
一太「美華!!」
美華「なに?」
一太「別れたって、ホント?」
美華「振られたの!それが、なに?」
一太「美華が振ったんじゃねぇの?」
美華「違う!もう、ほっといて!!一太のバカ!!」
私は急いで教室を飛び出し走って、あの桜の木の下に・・・。


菜子「一太のバカ!!」
一太「俺、知らなかったんだよ。」
菜子「去年の冬休み前だったの。」
一太「山岡大貴(やまおかひろき)だったよな?」
菜子「そうだけど・・・?」
一太「美華に未練あるんじゃねぇのかな?」
菜子「はぁ?」
一太「なんだよ。」
菜子「なに言ってんのよ!あるわけないじゃん!!美華と付き合ってる時にでも女の子から、たくさん告白されてたじゃん!!美華が、どれだけ傷付いてたかなんて、なにも知らないんだから!!嫌がらせだって、たくさんされてたんだよ!!」
一太「大貴、どうすんの?」
菜子「えっ!?」
ベランダの窓から
大貴「後悔してるよ。」
菜子「だったら、ホントの気持ちを美華に言ってよ。いつもの場所にいるはずだから。」
大貴「ありがとう。」








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