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さよなら。こんにちは。

第2章 人違い

昼休み

なぜか生徒会室に呼び出された私に言われた言葉は、私をどん底に突き落とす人違いからの話だった。
いくら名前が違うと反論しても、聞く耳を持たず痛烈な言葉を並べられた私は、そのまま生徒会室を追い出された。

次の日から、ドラマで観た事があるような紙を張り付けられ、全校生徒からの暴言や暴力に耐える日々過ごす事になった。
小さな頃からの友達も何度となく抗議に言ってくれたけど、日々の暴言と暴力は酷さを増すばかりで、人違いじゃなくてホントは自分じゃないのかと錯覚し始めた。

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