さよなら。こんにちは。
第8章 手探り
それから、何週間経っても、何ヵ月経っても持田は眠ったままだった。
「いい加減、目を覚ませよ!!俺達に言いたい事あるだろ?」
顔をしっかり見て言い放つ俺に
『言いたい事は・・・なにもない。信じてくれなかった人・・・には、なにも・・・言わない。』
突然、目を見開いて喋る持田。
「目を閉じるな!!ちゃんと俺の目を見て『無理!!』」
俺は目を閉じようとする持田の唇に俺の唇を押し付けた。
『なに・・・するの!!』
「こうでもしないと今度はホントに目を覚まさない気がした。」
『だ、だからって!!』
まだ文句を言いたげな持田の唇を食べるようにキスを繰り返す。
「わかんねぇの?」
『わからない・・・私は、あの日に自分に“さよなら”したんだもん。だから目を覚ますなんて見当違いなの。私は私自身を・・・地獄行きの舟に乗せたんだから。」
俺は、なにも言えずに下を向くと
『らしくない事しないでよ。生徒会は俺様軍団の集まりでしょ?学生生活の中での私の事なんて、ちょっとした事でしょ?迷惑掛けないようにしたつもりだったのにな。さよならは、また会える意味だと思えばいいよ。いつまでも、ここに居ちゃダメだよ。』
「いつの間にかの俺の気持ちは、どうしたらいいんだよ?」
『あなたなら大丈夫だよ。』
「大丈夫じゃないから、ここにいるんだよ!!さよならなんて言うなよ!!俺は・・・。」
突然の警告音
「辞めてくれ!!どこにも、どこにも・・・。」
「いい加減、目を覚ませよ!!俺達に言いたい事あるだろ?」
顔をしっかり見て言い放つ俺に
『言いたい事は・・・なにもない。信じてくれなかった人・・・には、なにも・・・言わない。』
突然、目を見開いて喋る持田。
「目を閉じるな!!ちゃんと俺の目を見て『無理!!』」
俺は目を閉じようとする持田の唇に俺の唇を押し付けた。
『なに・・・するの!!』
「こうでもしないと今度はホントに目を覚まさない気がした。」
『だ、だからって!!』
まだ文句を言いたげな持田の唇を食べるようにキスを繰り返す。
「わかんねぇの?」
『わからない・・・私は、あの日に自分に“さよなら”したんだもん。だから目を覚ますなんて見当違いなの。私は私自身を・・・地獄行きの舟に乗せたんだから。」
俺は、なにも言えずに下を向くと
『らしくない事しないでよ。生徒会は俺様軍団の集まりでしょ?学生生活の中での私の事なんて、ちょっとした事でしょ?迷惑掛けないようにしたつもりだったのにな。さよならは、また会える意味だと思えばいいよ。いつまでも、ここに居ちゃダメだよ。』
「いつの間にかの俺の気持ちは、どうしたらいいんだよ?」
『あなたなら大丈夫だよ。』
「大丈夫じゃないから、ここにいるんだよ!!さよならなんて言うなよ!!俺は・・・。」
突然の警告音
「辞めてくれ!!どこにも、どこにも・・・。」