無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

私が学校で一番好きな教科は音楽！
ピアノはひけないよ？でも歌は毎回テストで９０点以上です！

だから委員会は音楽委員会に入ってみました！

今日ついに委員会であつまりがあるから楽しみです



ううん、席はここでいいかな…

同じクラスの男子も私の隣に座った。
ここでよかったようだ。


「今日から音楽委員会がはじまりましたね！うちの高校は音楽系が盛んだから中心的に頑張ってください。」
担当の先生がお話をして、いくつかのグループにわかれて仕事をすることになった

まいったなあ私お話するの苦手なんだけど…


「あ、私、一年生の川中です…おねがいします。」

「あー、自己紹介苦手なんだけど。えと、尾坪です。」

へえ、やっぱりみんな自己紹介苦手んだなあ


「さ、尾坪くん。どんどん仕切ってね！」
先生、それはむちゃぶり。


「んじゃ…えー
今日は２５日の音楽集会についてで。川中さんのクラスに誰か伴奏得意の人いない？」
「うーん…私まわりの人とお話するの苦手なんです…ちょっとよくわかんないかも」

「そっか、じゃあ仕方ないね。性格は人それぞれだから気にしなくていいと思うよ？」

やさしい人だなあ
そんなこと言われたのはじめてかも。