テキストサイズ

like

第1章 *音楽委員会*

音楽集会の日がついにやってきた!
楽しみに待ってたんだよねっ

私は少しにやけて学校に向かった
なんとなく周りに変な目で見られてる気がするなあ



ん…?
あ、忘れ物したかも…!

くるっと振り返った時、目の前に大型トラックがあった
ひかれる?
痛い?
死ぬ?

多くの感情が私の中で巡った。














……尾坪先輩っ












まぶたが勝手に落ちてくる
目の前が真っ赤だ
全身が痛くてどこをどう怪我してるかわからない。


そのまま私は目が覚めなくて、
長い長い眠りについた。
永眠に。
楽しみにしてた音楽集会も出られないで
そのまま人生が終わった。
音楽集会のことはあきらめて、もう悔いはないよね、私。
なのになんで成仏すらできないで学校にいるんだろう。

教室では、担任の先生が私のことをクラスに伝えていた。
私はそんなに大きい存在じゃなかったけど、みんな泣いていた

いきなりすぎる死に。
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ