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恋のハードル高し!!

第46章 山あり谷あり

国重からの着信に、親雅に答えもせずに掛け直すと親雅は急に私の頭を鷲掴みしてキスをして来た。



「ん!!何すんの!!」



親雅の頬を叩くと、ひどく私を睨んで言った。



「やられっぱなしで帰れるかよ。」


「はぁ?!」


「俺を優先しろよ!!」



今、自分が何を言ってるのか分かってるのか?!
親雅の行動はいつも予想を遥か遠く越していて、びっくりさせられっぱなし。



「ふ…っふざ…けないでよ。」

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