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恋のハードル高し!!

第46章 山あり谷あり

「ふざけるな?こっちのセリフだよ!!」


私の携帯は手から滑り落ち、床に落ちると、それが合図の様に親雅に押し倒された。


通話になった携帯から…かすかに「もしもし」と聞こえた。



「…チカ…通話になってる。」


「聞かせる?」



私の上に跨る親雅に両手を抑えられている私の姿は『召し上がれ』状態で、もちろん親雅も『いただきます』状態。


両思いで、付き合っていれば
確実に甘い時間になるはずなのに…

ただただ虚しくなった。

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