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恋のハードル高し!!

第46章 山あり谷あり

「取り敢えず行くから、ちょっと待ってて。」



私はそう言って電話を切る。



「どこ行くの?」


「すみれちゃんのとこ。」



私がそう言うと、親雅はゆっくりと私の上からどいた。そして、そのまま私を引っ張り起こすとカバンを渡して来た。



「俺も行く。」


「…いいよ、来なくて。」


「俺も行く。」

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